家から10分の森

私の今住んでいるところは、 ダイヤモンドヘッドの海まで車で2分、ワイキキまで10分、そしてタウンの殆どのサーフポイントまで15分程度で、 海が中心のライフスタイルなる。 たまには違うことをしようと、昨日はめずらしく山へ向ってみた。 うちから一番近いのは車で10分程のところにあるパロロの山。 インターネットで調べると、とても難度の高いハイキングコースとあり、確かに行ってみると、出だしからトレイルがほぼなくこんな感じ。 それでもビールを片手に進んでいくリアム・・・ リュックへ入れているのを見た時は、頂上へ着いてから飲むものだと思っていたのに・・・出だしからとは・・・ 歩き始めると、いたるところにジンジャーの花が咲いていて、その甘い香りにずっと包まれながら山を登って行き、 しばらくすると大きな滝が出てきて、太陽の光に反射された水しぶきがとっても神秘的で、 よく見ると滝の真横にロープが垂れ下がっていて、どうやらそこから直角に上っていくらしく、 上から滝つぼを見下ろせた。 結構高いなぁ・・・ さらに登り続けると、それからはロープ続きで、ハイキングというよりは、かなり真剣な登山。 そこからは滝がさらに2つもあり、ベッドのような大木を発見し、ちょっと休憩。 歩き続けて2時間。頂上へ着くとダイヤモンドヘッドとワイキキの街が遠くに見えた。 家やワイキキからわずか10分のところに、これだけ自然が味わえるところがあるオアフってすごい! 改めて今いる環境に感謝。 ロープを使って這い上がってきたのはいいものの、渓流の水で湿った足場はよく滑り、下山はかなり怖いものがあった。 途中で何回か帰り道に迷ったものの、重いから帰りに拾うと、リアムが飲み置いていったビールのビンが目印になり、ちゃんと帰ってこれた 下山1時間後には、シェラトンモアナサーフライダーでサンセットを横に乾杯していて、 さっきまで山奥にいたとは信じられない。 海と山と街がこれだけ近くに共存する、オアフ島って素晴らしいなぁ・・・